「ご自由にお持ちください」一見すると、いくらでも自由に持って行っていいように思いますが、節度をわきまえて常識の範囲内でお持ち帰りをするのが暗黙のマナーではないでしょうか。今回は友人から聞いた、「ご自由に」範囲を大幅に超えてしまった非常識ママ友の話をご紹介します。

「ご自由にどうぞ」を勘違いした知り合いのママ友

私がよく行くスーパーでは、サービスカウンター前に保冷用の氷が設置されています。
製氷機には氷をすくう小型のスコップも設置されており、買い物客が自由に持ち帰ることができる仕組みです。

私も、生鮮食品を買った際には氷をもらいます。
お刺身をたくさん買った時には『おひとり様、3袋』までという貼り紙に従い、氷を3袋持ち帰り、大急ぎで自転車で帰ります。
車で来ているわけではないので、夏場は特に大変助かっています。

しかし、製氷機にそのような貼り紙があるにもかかわらず、際限なく氷を持ち帰ってしまうママ友がいたのです。

ある日のこと、氷をもらおうと思ったら、ちょっとしかなくて…。

ある日のことです。お肉や生のお魚を買ったので、いつものように氷をもらって帰ろうとしたら、製氷機の前にママ友がいました。
声をかけようとした直前、なんと3袋以上も大量に氷をもらう姿を目撃したのです。
彼女は私の姿に気づかなかった様子で、袋詰めされた大量の氷をカゴに入れて、そそくさと店の出口に向かっていました。その時、ママ友のカゴに入っていた商品の数に比べると、氷の量はどうみても多すぎるように見えましたが……。
その後、私が製氷機を見ると、残された氷はわずか。
取り敢えずスコップですくえるだけすくいましたが、なぜそんなに商品を購入していないママ友が、たくさんの氷を持ち帰るのか不思議でした。