例え家族であっても「親しき中にも礼儀あり」の精神は大事ですよね。
ですが中には「良くして貰って当たり前」と勘違いしてしまうケースもあるそうです。
そこで今回は、筆者の知人女性Oから聞いた家族間でのエピソードを紹介しますね!

優しい孫娘

私の知人女性Oは、姑と同居しています。
Oには大学生の娘がいるのですが、この娘はとても優しい性格の持ち主で、頻繁に祖母である姑の送迎を行ってくれていました。

祖母が家から1時間程離れた場所にある美容室に通っていることもあり、月に1度は1時間掛けて、車で美容室まで送迎していたそうです。
ですが娘が「おばあちゃん、最近お金が苦しくなっちゃったの。ガソリン代、ちょっと出してくれないかな?」と言っても、姑は決してお金を出そうとしませんでした。

姑の言い分

姑の主張によると「家族なんだから、ガソリン代なんか出す必要ないわよ」とのことです。
それを聞いて娘もそれ以上は言わなかったのですが、ある日、こんなことが起こりました。
家に姑の友人が来ており、そこで姑がこんな話をし始めたのです。

「うちの孫ったら、美容室まで車で送迎した分のガソリン代をよこせって言うのよ! おばあちゃんに向かって、なんてこと言うのかしらね! これも嫁の教育が悪いせいだわ!」
その場に居合わせたOと娘は、それを聞いて居心地の悪さを覚えましたが、そこで姑の友人から発せられたのは意外な言葉でした。