結婚は両者の合意があって成立するものです。配偶者に「結婚して“あげた”」なんて言うのは失礼ですよね。今回は、夫から「お情けで結婚してやった」と言われてしまった知人のA子から聞いたエピソードをご紹介します。怒り心頭のA子がとった行動とは……?
些細な一言で夫婦喧嘩に
「また飲み会?」という些細な一言から、夫婦喧嘩になってしまったA子。
A子は『最近、飲み会が多くない?』という意味で尋ねたつもりでしたが、夫のB男は、責められている気になったようなのです。
「仕事の付き合いがあるんだよ! うるさいなぁ」
「行くな、なんて言ってないでしょ。今の言い方何?!」
「いちいちうるさいんだよ、A子は!」
B男はA子に言い返し、A子もそれに対して文句を言っているうちに、激しい言い争いになってしまいました。
夫から飛び出した侮辱発言
夫婦喧嘩はヒートアップし、B男の口から侮辱発言が飛び出しました。
「貰い手がいなかったお前とお情けで結婚してやったのに! 感謝が足りないんだよ!」
夫の理解不能なセリフに、A子は驚きました。
「はぁ!? 何言ってるの?」
そんなA子に向かって、B男はそのセリフの意味を伝えてきました。
「独身時代、自分はモテて別の女性と結婚できたけど、モテないA子は誰とも結婚できそうもなかっただろう? 俺が仕方なく結婚してやったんだよ。売れ残りから救ってやったんだから、ありがたがれよ!」