今回のお話は、筆者の友人から聞いたエピソードになります。筆者の友人の息子くんが、
ある日、河原に捨てられていた犬を拾ってきたことが事の発端になります。
ある日、河原に捨てられていた犬を拾ってきたことが事の発端になります。
河原に捨てられていた柴犬を息子が保護しました
ある日のことです。友達の家に遊びに行っていた小学三年生の息子が、汚い柴犬を
抱きかかえて帰宅しました。なんでも、河原に捨てられていたのを、偶然見つけて、
そのままにしておくのもかわいそうだから、と持ち帰ってきたとのこと。
本当は犬を飼う余裕なんて家にはないのですが、息子が真剣な顔をして、
「僕が、面倒を見るから飼いたい!」と言うので我が家に迎え入れることにしました。
毛並みも汚く、吠えてばかりの犬でしたが
お世辞にもかわいいとは言えないオスの犬でした。捨てられていたこともあり、
なかなか懐かず、吠えてばかりでした。毛並みもぼさぼさで、ブラッシングしようにも
警戒心が強くて、なかなかさせてもらえませんでした。
姑に汚い犬を馬鹿にされました
犬を飼い始めて一カ月が経過したころ、野菜をおすそわけに家に来た姑に、
犬を見られたんです。そしたらひどい言葉を言われました。
「まぁ、きったない犬ね! 公園に捨ててきなさい!」息子はその時に、
犬を抱っこしていたのですが、「ばあちゃんには関係ないだろ!」
と立派に言い返していました。