結婚前の小さな違和感が、後々大きなトラブルに発展する可能性も。筆者の知人Aさんは、交際中の小さな違和感が結婚後に大きくなってしまった結果、すれ違うようになり、やがて話し合いのできない夫婦になってしまいました。「好きだから、まあいっか」と見逃した違和感の正体は何だったのか、Aさんから話を聞きました。
結婚前に感じた小さな違和感
当時、28歳だったAさんは30歳までに結婚したいと熱望していました。彼氏とは交際3年目で大きな喧嘩もなかったので、このまま結婚をしたいとAさんは考えていたのです。
しかし、Aさんは1つだけ違和感を覚えていました。大きな喧嘩もなくと言えば聞こえはいいのですが、彼氏とは喧嘩にならないのです。
意見の食い違いがあって喧嘩になる雰囲気になると、彼氏は話し合いから逃げてしまいます。これでは喧嘩にはなりませんが、話し合うこともできません。
「まあいっか」好きだから結婚
Aさんは彼氏と話し合いができないことを少し気にしていましたが、そのことで大きなトラブルがあったわけでもないので結婚の話を進めることにしました。
小さな違和感を気にする気持ちよりも、彼氏を好きな気持ちが勝っていたのです。
「大好きな彼と結婚して幸せになる」
このときのAさんは、彼氏との結婚でこれからの人生が幸せなものになると信じていました。
膨らむ違和感、夫婦のすれ違い
結婚後すぐに子どもに恵まれ、親になったAさん夫婦。Aさんは子どものことで夫に話したいことがたくさんできました。しかし、夫は子どものことでさえ話し合ってはくれませんでした。
「よくわからない」「勝手に決めていいよ」
2人の子どものことなのに、話し合ってもくれない夫の態度にAさんは絶望。何度か話し合いをしようとしますが拒絶され、いつしか話し合うことを諦めてしまいました。