皆様の周囲に、思ったことをなんでも口にする無神経な人はいませんか? 今回は、知人から聞いた義母のエピソードをご紹介します。無神経な発言で娘を傷つけた義母を黙らせた人物とは──?

義実家での法事

法事で親族が義実家に集まったときのことです。
A子も、夫と小学5年生の娘のB美を連れて義実家に訪れました。

そのときB美は生理中。生理痛で体調不良でした。
顔色が良くなく、いつもより元気もない様子のB美に気付いた義母のC子。
「どうしたの?」と尋ねてきたため、A子は「生理痛なんです」と周囲に聞こえないように小さな声で教えました。

無神経な義母の発言

同じ女性なので生理痛の辛さを理解してくれると思いましたが、義母は耳を疑う発言をしました。
「小5でもう生理がきてるの? マセてるわね」と、無神経なことを言ってきたのです。

義母の発言にA子は「そんなことないですよ!」と即座に否定し、娘をかばいました。
不満そうな義母の表情を見てA子は不安を感じましたが、その不安が的中する出来事が起きてしまったのです。

デリカシーがなさすぎ!

法要の後、親戚たちが集って会食をしていると、突然義母が口を開きました。
「B美はもう生理がきてるんだって。D子はどうなの?」と、義姉の娘のD子に尋ねたのです。
その場には男性の親戚もいて、気まずそうな顔をする人もいましたが、中にはニヤニヤしながらB美を見る人もいました。

あまりにもデリカシーのない発言に、すぐに反論できず固まってしまったA子。
B美はその場に耐えられなくなり、真っ赤になってその場を飛び出し、A子も娘を追いかけて出て行きました。

義母をピシャリ!

A子はB美をなだめ、「おばあちゃんに話しちゃったお母さんが悪かった、ごめんね」と謝罪しました。そして、「こんなところにいたくない!」と言うB美の意見を聞き入れて、すぐに家に帰ることにしたのです。