昔ながらの家屋や、数年人が住んでいなかったような空き家にいざ住み始めると、思わぬトラブルに悩まされるケースがあります。
今回は、筆者の友人A子が「さすがに怖すぎた」と話してくれた、【一軒家】に関する恐怖エピソードをご紹介します。

一人暮らしを決意

私はこの春、社会人デビューしました。

勤め先が転勤を伴う会社で、初めての配属先は実家からかなり距離がある地域。

大学生になってもずっと実家暮らしをしていたこともあり、この機会に一人暮らしを始めることにしました。

とはいえ、1つ問題が。

その地域は過疎化が進んでいるということもあってか、元々アパートも少なく。

予算を考えても、なかなか借りられる部屋が見つからず、困っていました。

築30年の一軒家に住むことに

すると、その近くに住む親戚がありがたい提案を!

「もう誰も住んでいないから」
と築30年の一軒家を無料で貸してくれることになったのです。

元々は、伯母のお母さんが住んでいたようでしたが、数年前に亡くなってからは空き家状態になっていたとのこと。

まさか一軒家を借りられるとは思っていなかった私は、ルンルン気分で大掃除に励みました。

それから2週間後、一人暮らしスタート。

すると、夜な夜な不可解な音に頭を抱えるようになったのです……。

奇妙な音が鳴り響く家

『パタパタパタ』『パキッ……』

最初は【家鳴り】という、木材などがこすれ合う物理現象だと思っていました。

しかし、夜になると何か飛んでる音が聞こえ『キュルキュル』といった鳴き声のような音も。

「もしかして幽霊!?」
と不安になり、居ても立っても居られなくなった私は伯母に相談することに。

すると、その日のうちに伯母夫婦が家の隅々まで見てくれた結果、衝撃の事実が判明したのです!