この時期、家庭菜園が好きな方は夏野菜の収穫が楽しみですよね。手間はかかりますが、新鮮な野菜のおいしさや収穫できた時の喜びはひとしおです。実は筆者の友人A子の家庭菜園が、泥棒に狙われてしまいました。彼女から聞いた、この状況を逆に利用した驚きのエピソードをご紹介します。※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

戸建てに引っ越し、本格的な家庭菜園をスタート

A子は最近、中古の戸建てを購入しました。

2ヶ月ほど前「庭を畑にしたから、今年から本格的に畑作りができるの!」と嬉しそうに教えてくれました。

どうやら今までは、マンションのベランダにプランターを置いて家庭菜園を楽しんでいたんだとか。

「いっぱいできたらお裾分けしてあげるね」と、私もA子が作った野菜を楽しみにしていたのですが……。

野菜泥棒に狙われ、防犯カメラを設置

先日、何気なくA子に「そういえば野菜作りは上手くいってるの?」とたずねました。

すると彼女は「初心者の割には上出来だと思う。トマトもピーマンもたくさんできたんだけど……。時々『明日の朝収穫しよう』と思って、一晩明けたら野菜が消えてることがあるんだ」と訝しげな顔で話してくれました。

私が「それ野菜泥棒だよ!」と言うと「やっぱそう思う? 怖いから、防犯カメラつけてみるよ」と、A子はすぐにホームセンターで防犯カメラを購入し設置しました。

犯人に直接、カメラの映像を見せる

毎日カメラをチェックしても野菜泥棒は姿を現しません。

もしかして、カメラに気づいて犯行を思いとどまった? と諦めていた頃です。

また野菜が盗まれました!

すぐさま防犯カメラを確認したA子。

すると、隣の家との壁を乗り越えて人が侵入し畑の方に向かったのです。

背格好からして、隣の家に住むBさんに間違いありません。

A子は、Bさんに防犯カメラの映像を見せ「これあなたですよね?」と尋ねました。

野菜泥棒を撃退するためのアイデアとは?

Bさんは映像を見せつけられても焦るどころか「あぁこの前、親戚の子どもが遊びにきた時にイタズラしちゃったのかも」とシラを切ったのです。

謝るどころか、堂々と嘘をつくBさん。

A子は「絶対に許さない!」とBさんを懲らしめる作戦を思いつきました。