今日は筆者がとある夏の日に体験した、プール施設での出来事を紹介します。プールサイドで居眠りをする監視員にハラハラしていたら、案の定事件が発生して!?

居眠りをするプール監視員。そこへ、幼い子供がやってきて……

これは私が友人家族と一緒に、巨大プール施設に小学生の子供を連れて遊びに行った時の話です。

プールサイドにはいたる所に監視員が座っていましたが、そのうちの1人が、椅子に座ってウトウトしているのがずっと気になっていました。

その監視員の目の前のプールは、成人男性の頭くらいまで深さがあるプール。そのため余計に「危ないな」と思い、連れてきた子供達には、そのプール以外で遊ぶようにさせていました。

私と友人が子供たちとプールを楽しんでいると、例の監視員がいるプールの方から「ドボン!」と大きな音が。目を向けると、小学3、4年生くらいの子供が「助けて!」と必死に手足をばたつかせているではありませんか。

どうやらテンションが上がってプールに飛び込んだものの、思ったよりも水深が深くて足が床に届かず、パニックを起こしたようです。

運悪く、その子供が溺れているプール周辺には助けられそうな大人は見当たらず、遠くから見ても明らかに異常事態でした。しかし、目の前でそんな光景が繰り広げられているにも関わらず、監視員は居眠りを続けています。

結局、私と友人がそのプールまで走っていき、溺れている子供を抱えて助けたため、最悪の事態を防ぐことができました。

私たちが「大惨事になる前に、助けられて本当によかった……」とホッとしたのも束の間、騒動はまだまだ続きます。