友人K子とA美は、独身時代からの友人でもあり、ママ友でもありました。何でも話せる間柄だったのですが、ある日、A美がK子に取った無神経な態度から2人の距離が離れることに。その理由とは──。何があったのかK子から話を聞きました。

友人K子の苦悩

友人K子とその友人A美は、お互い独身の頃から仲が良く、K子を介してK子の夫S哉とも食事をするほど親しくしていました。ある日、K子はA美にS哉の浮気とDVについて相談し、離婚を考えていると打ち明けました。

しかし、A美は「そんなことする人にみえない。どうしてあんな良い人と離婚するの? お似合いなのに」と言い、S哉の肩をもつような言葉しか掛けてくれなかったのです。

K子は、自分の苦しみを理解してもらえると思っていたため、A美の態度にショックを受けました。結局その数ヶ月後にK子はS哉と正式に離婚することに──。

離婚後も続く苦痛

離婚後も、A美は「S哉は今どうしてるかなぁ。連絡取ってる?」とか「S哉元気にしてるかなぁ」と頻繁に尋ねてくる始末。K子にとって、S哉との思い出は忘れたいほど嫌なもので、A美がしょっちゅうS哉の話を持ち出すことが苦痛でたまりませんでした。

K子は「どうしてるんだろうねぇ、思い出したくないから、連絡先も消したし知らないなぁ。」とやんわりはぐらかしていましたが、心の中では傷ついていました。