近所付き合いというと、面倒くさいなどのマイナスイメージを持つ人も多いでしょう。しかし、いざという時に頼りになるのは、ご近所さんかもしれません。 今回は、そんな経験をした筆者のお話です。※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。
子供を閉じ込めてしまった
数年前、幼い子供を車に乗せようとした時の話です。チャイルドシートのベルトをしっかり締めたことを確認し、後部座席のドアをばたんと締めました。
すぐに自分も運転席に座ろうと思ったその時。なんとドアのロックがかかり、開かなくなってしまったのです。大切な我が子を座席に残したまま……。
誰にも助けを求められない
さらに、車内にスマホや鍵の入ったバッグも閉じ込めてしまったので、夫に連絡をとることもできません。
我が家は新興住宅街にあり、当時は引越してきてまだ1年ほど。トラブルに巻き込まれるのが嫌で、近所付き合いを避けていた私。近くに面識のある人は、ほとんどいませんでした。
ただ、そんなことは関係ありません。私は必死に近隣の家のインターフォンを鳴らし、助けを求めました。しかし、その時は平日の真昼間。どの家も不在で、私の呼び出しに反応してくれません。