子どもが体調不良を訴えた時は、冷静に対処したいですよね。さらに「このくらいは大丈夫だろう」と甘く見るのも危険なんです。筆者にも中学生になる娘がいます。彼女は、低学年のころから月に2〜3回ほど重い頭痛に悩まされていました。小児科から処方された頓服で痛みは治るので、正直あまり心配していませんでした。しかし、そんな考え方を反省する出来事が起こり……? 何があったのか筆者の体験談をご紹介します。
起床時間になっても、姿を見せない娘
2ヶ月ほど前のことです。
娘が起床時間になっても子ども部屋から出てこないので覗いてみました。
すると、まだベッドに横になっていたんです。
「おはよう! 起きて〜学校遅れるよ!」と声をかけると「うぅぅ」となんだか苦しそう。
「体調悪いの?」とたずねましたが「大丈夫……」と言うので、私は朝食の準備に戻りました。
這うようにして子ども部屋から出てきた!
それから10分後、娘は子ども部屋から這うようにリビングにやってきました。
私は「えっ!? どうしたの?」と慌てて近寄ります。
すると「か、か、からだがいたぃ」と蚊の鳴くような声でこたえ、背中と腰に激しい痛みを訴え、床にうずくまってしまいました。
すぐにかかりつけの整形外科へ娘を連れて行きました。