離婚して間もないころは、心がとてもデリケートな時期。そんな状況のときに友人からあまりにも無神経で配慮にかけた言葉をかけられてしまったら、さらに辛い気持ちになりますよね。今回は、久々に再会した仲が良かった友人との楽しい時間が、突然の無神経な発言で台無しになった友人K子から聞いたお話です。
友人との再会と赤ちゃんの誕生
K子が離婚して間もないころ、友人のY子から「赤ちゃんが生まれたから見に来て」と連絡がありました。久しぶりに会えるのを楽しみにしながら、K子はY子の自宅を訪ねました。Y子は待望の赤ちゃんの誕生にとても喜んでいて、K子もその可愛さに感動。赤ちゃんを見ながら楽しい会話が弾んでいました。
ショックなY子の言葉
ところが、楽しい時間は突然一変。
K子が「赤ちゃんってずっと見てても飽きないね。可愛いなぁ」と言ったあとに、Y子が、「K子ちゃん、離婚したばかりですぐには難しいかもしれないけど、子どもは1人だけでも作っておいたほうがいいわよ。お互いそんなに若くないんだから悠長なこと言ってらんないし。もうこの際だから誰の子でもいいから産んじゃいなさいよ」と言い出したのです。
そして続けて「子どもが大きくなったら面倒見てもらえるから。1人は産んでおいて間違いないわよ」とも……。Y子からそんな言葉が出てくるなんて思いもよりませんでした。K子はその言葉にショックを受け、とても落ち込みました。そして、その場では言い返す気力もなく、「あはは〜。そうかな〜」と何となくかわしましたが、心の中では深く傷ついていました。