ママの中には一部ですが、「子連れは優遇されるべき」と過度な要求をする人もいるようです。今回は、「グリーン車の席を譲れ」と子連れのママから要求されたことがある知人から聞いたエピソードをご紹介します。断っても諦めないママにうんざりしていたら、別の人物が登場! さらに混乱を引き起こしたのです。
※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。

子連れママ「グリーン車の席を譲って!」

A男は実家へ帰省するため、新幹線を利用していました。
彼が乗っていたのはグリーン車。普段は普通車を利用していますが、そのときは体調を崩しがちだったため、快適に移動できるグリーン車を選んだのです。

グリーン車の座席でくつろいでいたA男に、近づく人物がいました。それは、幼稚園児くらいの子どもを連れたママ。
そのママは「この席と私の席を交換してくれませんか」と、A男に言ってきたのです。

突然の要求に戸惑いながら、A男が「どこの席ですか?」と座席の種類を尋ねると、そのママは「自由席です」と返答しました。
グリーン車同士の交換なら考えますが、自由席との交換は無茶すぎます。A男は体調を崩していたこともあり、「無理です」と断りました。

グリーン車は満席になっていなかったため、A男は「グリーン車を利用したいなら、車掌さんに相談してください。席も空いているみたいだし」とママに伝えました。
するとママは「あなたの席を譲って欲しいんです」とムスッとした表情に。そして「購入するとお金がかかるじゃない」と、無償で交換しろと堂々と告げてきたのです。

厚かましすぎるママにゲンナリ

A男は図々しいママの態度にイラっとし、 「どうして無償で交換しないといけないんです?」と不機嫌そうな口調で尋ねました。
するとママは「小さな子どもが一緒なんです。見えるでしょ?」と、子どもを理由に出したのです。

子どもの体調が良くなく、座席も埋まっていた場合は、A男も交換を考えました。でも子どもは見た限りでは元気そう。
自身の体調を考慮して奮発してグリーン車を選んだA男は、「席の交換に応じる必要はない」と判断し、「交換はしません!」と突っぱねました。

きっぱりと断ったにもかかわらず、ママは諦めてくれませんでした。
「子育てって大変なんです! わかってくれないなんて、ひどい!」とA男を責め立ててきます。
グリーン券を奪おうとするそっちのほうがひどくない? とA男はゲンナリしてしまいました。