これは筆者の友人Mが胃腸風邪で寝込んでいたときの話です。Mの夫は普段買い物や家事を一切したことのない人でしたが、動けないMに代わって仕方なく買い物へ。そこで夫が買ってきてくれたものとは…?
ところが夫がMに買ってきたものは、こてこての揚げ物が山盛りにのった天丼でした。
「ありがとう。でも胃腸風邪で弱っているときにこんな重いものは食べられないよ」とMが言うと、「おまえが何でもいいから買ってこいと言ったから買ってきてやったのに文句を言うな」と不満げに返されてしまいました。夫としては、何とかしてMに栄養をつけてほしい、元気を出しほしいという一心だったのかもしれません。
しかし、吐き気と下痢でトイレから出ることもできず、点滴で栄養をとっていた体に天丼はあまりに過酷です…。
夫との認識の差に驚くとともに、買い物に不慣れな夫に詳細を伝えず頼んでしまった自分の判断も少し悔やまれ、その場はそれ以上何も言えませんでした
逆切れする夫に絶句...
動けない妻のために慣れない買い物に行ってくれたのはありがたいですが、まさか胃腸風邪の人に天丼!?
おそらく夫なりに「精のつくもの」をと考えた結果なのでしょうが、体調不良時の常識は人それぞれだと痛感させられる出来事でした。
夫の配慮不足に困惑してしまったMですが、今回の件を経て「自分にとっての当たり前は、相手にとっての当たり前ではない」と学びました。
今後同じような状況になったときには、細かく買ってきてほしいものをリクエストしようと心に決めた出来事でもありました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kumi.M