出産後は、猫の手も借りたいほど目まぐるしい生活が始まりますよね。
そんなとき最も近くにいる夫が、やってくれて当たり前の〈お子様モード〉全開だとしたらたまりません。これは、あまりにも非協力的な夫にイライラが爆発し、ある作戦を実行した友人K子から聞いたお話です。
そんなとき最も近くにいる夫が、やってくれて当たり前の〈お子様モード〉全開だとしたらたまりません。これは、あまりにも非協力的な夫にイライラが爆発し、ある作戦を実行した友人K子から聞いたお話です。
ワンオペ育児と夫の非協力
私は第3子を出産し、日中はワンオペ状態で3人の育児と家事をこなしていました。
それに対して、仕事を理由に全く家事をしない夫。料理はもっぱら「食べる担当」で、手伝ってくれたことはありませんでした。
彼が料理をやらないことは独身のころから知っていたので、私が担当することは納得の上で結婚したつもりでした……。
しかし、ある出来事をきっかけに、心の中でため込んでいたモヤモヤが爆発してしまいます。
夫の一言に、心の中が大噴火!
ある日のこと。夫が遅く帰ってくるというので、夕飯を用意し「あとは温めるだけ」の状態にしておきました。しかし、夫は食事に全く手をつけませんでした。
「具合でも悪いのかな」と気になり、夜間授乳を終えた後、「ご飯食べてないけど、どうかした?」と尋ねました。
すると、夫から返ってきたのは、まさかの一言でした。
「どうもしてないよ。温めてくれたら食べたけど」
この言葉を聞いた瞬間、K子の心の中は怒りでいっぱいになりました。
「わざわざ料理を全部作ってって言ってるんじゃない! 出来上がってるものを『温めて食べる』くらい、自分でしてくれてもいいでしょ!」
……と、喉まで出かかりましたが、必死に飲み込みました。
寝ている子どもたちを起こしてはいけない。そう思い、その場では「ぐっと」堪えて、別の方法で夫の意識を変えることを決意したのです。