心霊現象の体験談を聞くのは楽しくても、実際に自分が体験するのは笑えません……。
筆者の知人A子さんは、極度の怖がり。
そんな彼女の、まさかすぎる体験談をご紹介します。
筆者の知人A子さんは、極度の怖がり。
そんな彼女の、まさかすぎる体験談をご紹介します。
怖い話は本当に無理!
A子さんは極度の怖がりで、心霊現象などの話は聞かないようにしていました。
「怖がる人に憑いてくる」なんて言葉を聞いてから、その思いがより一層強くなったのです。
そんな怖がりのA子さんが、友人B美と食事に行った日のこと。
久しぶりに会ったB美と楽しくお喋りしていると、店員さんがお水を持ってきてくれました。
ところが、目の前に置かれたのグラスは3つ。
(2人で来ているのに、一体どうして??)
忙しくて人数確認が出来ていなかったのかも? そんな風に思って特に気にせず、そのままお喋り。楽しく食事をしたのでした。
ところが、再び別の日にB美とカフェに行くと……。
どうして水が1つ多いの?? まさか、何かが憑いている!?
なんと、再び目の前には水が3つ運ばれてきたのです。
気味が悪いと思っていると、B美は引きつった顔でこう言いました。
「また3つ? 絶対A子に何か憑いてるやん!」
そう言われ、A子さんの背筋は凍り付きました。
全く心当たりはありませんが、不思議な事が2回も起きている……。
(本当に、何かが私に憑いてるの!?)
恐怖に震えたA子さんは、除霊のことをたくさん調べました。
そうして塩やお守りを持ち歩き、お祓いにも行ったのです。
それでも恐怖が拭えず、B美と共通の友人であるC子に話を聞いてもらうことにしました。やさしく話を聞いてくれるC子のお陰で、A子さんの気持ちは少し落ち着きました。
しかし、A子さんの話を聞いたC子の顔は真っ青に……。
「それ、A子ちゃんじゃなくてB美に憑いてると思う……」