良かれと思ってしたことでも、違う角度から見ると正反対の効果を生んでしまうこともありますよね。思い込みで行動するのは危険です。今回は予想外の結果に襟を正すことになったエピソードを友人が聞かせてくれました。※この記事は、過去の人気記事を再編集しています。
楽しみにしている朝の散歩
私は運動不足解消のために、毎朝自宅から会社まで30分ほどの道のりを歩いて通勤しています。
毎朝同じ道を通っていても、何かと気付くことが多いものです。季節の移り変わりを感じながらウォーキングするのは私の密かな楽しみになりました。
特に、秋になると会社の近くの大通りではイチョウが色づき、見事な黄色に染まります。その道を通る時には少し歩くスピードを落として、のんびり景色を楽しむことにしていました。
不穏な動きをしている高校生たち
ある秋の日の朝、いつも通り私がイチョウの大通りを歩いていると、少し先のほうに4~5人の高校生たちがたむろしているのが見えました。
「何してるんだろう?」と何気なく見ていると、彼らはおもむろに地面に落ちたイチョウの葉を蹴っています。
舞い上がる落ち葉が面白いのでしょうか?