夏のお盆の帰省の頃になると、地元で懐かしい同級生にバッタリ会うことがありますよね。これは昨年の夏、私が実際に体験した地元のスーパーで10年以上ぶりに同級生に再会した時の話です。久々の再会に懐かしんでいると、話がまさかの方向に……?

その鍋と調理器具は、一式買うと数十万円もする製品だったのです。
値段にも驚きでしたが、久しぶりに会った同級生にそれを平気で勧めてくるA美にもドン引きでした。

A美はおとなしくて目立つタイプではないけれど、真面目で信頼できる人柄でした。
きっと自分がいいと思ったものを勧めているだけで、悪気があるわけではないと思います。

同級生からの押売りに残念

今度、A美の家でその鍋を使った料理教室をするからぜひ来てほしいと誘いを受け、その場では曖昧な返事をしておきましたが、絶対に行かないと心に決めました。

さらに、A美は私が仲良くしている他の同級生も誘ってほしいと頼んできましたが、とても誘えるわけがありません。

すごく久しぶりに会った同級生に、いきなり自分の利益のために押売りをするなんてちょっと信じられませんでした。

いいものを勧めてくれているだけかもしれませんが、何とかうまく誤魔化したので、もう二度と連絡を取ることもないでしょう。何だかちょっと残念な気持ちになってしまいました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kumi.M