熾烈な発行部数争いが繰り広げられている女性雑誌。各誌でレベルが高い付録つきの雑誌を送り出していますが、付録を使うことをバカにする人もいるようです。今回は、付録のポーチを嘲笑された筆者の知人のエピソードをご紹介します。余裕でスルーしましたが、それにはある理由があったのです。
付録のポーチを愛用していると、同僚が……
雑誌の付録の化粧ポーチを愛用していたA子。
職場でポーチを取り出してメイク直しをしていると、同僚のB美がニヤニヤ笑いながら近づいてきました。
A子のポーチが最近発売された雑誌の付録だと気づいたB美は、「雑誌の付録を使うなんて、恥ずかしくないの?」とバカにしてきたのです。
その付録ポーチは某ハイブランドとのコラボ企画で、ブランドを象徴する柄が使われていました。
B美は「付録でハイブランドを持つなんて、貧乏くさーい! 私は外では使えないわ」と嘲笑したのです。
貧乏くさいとバカにされたA子ですが、余裕の態度でスルー。
B美の失礼な発言を気にも留めず、「でもこのポーチ、仕切りがあって使いやすいよ。最近の付録ってすごいよね!」とにこやかに言いました。
結婚式でB美がマウントをとってきた!
A子とB美は、職場の先輩社員の結婚式に呼ばれましたが、そこでもB美はマウントをとってきました。
高級そうな着物で参列したA子を見て、「わざわざレンタルまでして! 無理しなくてもいいのに」と嘲笑ったのです。
B美のセリフに、A子はキョトン顔。「レンタルじゃないよ? 祖母から譲り受けた着物なの」と、怒りもせずに答えました。
すると「またまた~。見栄を張っちゃって!」とB美。A子は「これは何を言っても無駄だ」と判断して、口を閉じることにしたのです。
その様子に「図星だったんだ」とB美は満足気な表情でしたが、A子が身につけていた着物は、見る人が見ればすぐにわかる一級品。
とてもレンタルには出せない高級な着物だったのです。
「おめでたい席で失礼なことをしないの!」と、B美は周囲から叱られましたが、「私は間違ったことを言ってない!」とふてぶてしい態度。
ところが、帰り際に“ある光景”を目撃して凍りついてしまいました。