化粧品の減りがやたらと早い……。友人のA子は、自宅でそんな「怪奇現象」に遭遇しました。犯人探しをすると、予想外の事実が判明したのです。A子から何があったのか詳しく話を聞きました。

「化粧品を使ったの、僕」と、悪びれずに言ってきたのです。
中学生になり美容に興味を持ったC斗は、勝手にA子の化粧品を使ってスキンケアをしていたと言うのです。

時代の変化を実感

予想外の"犯人"に、「あなただったの!?」とA子はびっくり。
C斗から「日焼け止めを貸して」と言われて渡したことはありましたが、基礎化粧品に興味を抱いているとは思っていなかったのです。

A子は無意識に「スキンケアやメイクは女性が行うこと」と考えていましたが、もはやすべてのことが男女平等の時代。イマドキ男子はスキンケアやメンズメイクは身だしなみの1つとして捉えていて、当たり前のように取り組んでいる人も少なくありません。
「私の若い頃とは違うわ」と時代の変化に驚いたA子。
C斗には「気持ちはわかったけど、これは大人肌向けの化粧品だから」と、10代の肌に合った化粧品を一緒に選びに行くことにしたそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子