あまりにも好き嫌いが多い夫を持つ筆者の友人Nから聞いたお話です。少しでも嫌いなものが入っているだけで全く食べない夫のお弁当は特に悩みの種。好き嫌いを通り越したわがままぶりと文句ばかり言う夫に、それなら自分で作ってとブチ切れたところ……?

好き嫌いが多い夫も可愛い?

私の友人Nの夫は、結婚前の付き合っているときから食べ物の好き嫌いがとても多い人でした。

私はNには「個人的な意見だけど、食べ物の好き嫌いが多い人を夫にすると、後で絶対苦労すると思うよ」と忠告しました。けれど、Nは「緑の野菜が食べられないなんて可愛すぎ!」と付き合い始めた頃からそれも含めて丸ごと受け入れ、ラブラブな様子。

そしていざ結婚してみると、本当に好き嫌いや食べられないものが多いようで、さすがのNも可愛いなんて言っていられなくなり、困ってしまいました。

好き嫌いの多さにうんざり

Nの夫は、緑色の野菜はとにかく全て嫌い。芋やカボチャ、トマトやきのこ類も嫌。お肉も牛肉以外は食べられない。乳製品もダメ。魚も煮魚や焼魚は嫌い。アレルギーではなく、Nの夫はNの料理の腕前を褒めるものの、他にも細かいものを言い出したらきりがないくらい嫌いなものが多いのです。そのため、Nは毎日の献立を考えるのも一苦労でした。

しかも、Nの夫は自分の嫌いなものは避けて食べることもせず、少しでも入っていると絶対に食べないのです。

結婚当初は、夫のために夫の好きなメニューを考えてウキウキ料理していたNも、あまりの好き嫌いの多さと、嫌いなものは全く食べようとしない夫に徐々にうんざり。

特に困るお弁当

Nが特に困っていたのが毎日作るお弁当です。見た目を大事にするため、そして栄養が偏らないように、緑色の野菜を入れたいNですが、それも叶わず茶色のお弁当ばかり。

しかも、Nの夫は好き嫌いだけでなく調理方法にもうるさいのです。

卵料理にしても、卵焼きは食べないけれどゆで卵なら食べるなど、もはや好き嫌いの問題ではなくただのわがままとしか思えないのです。

唯一食べられる緑の野菜は枝豆。ですが、これもさやから出していないと絶対に食べないのです。