恋愛でのツラい記憶、経験している人は少なくないでしょう。ある女性は、あろうことか彼氏が自分の友だちと浮気した、という経験があるそうです。今回はそんな女性から聞いた、裏切られたショックを乗り越えたお話をご紹介します。
ショックすぎる事実
これは昔付き合っていた彼とのお話です。最近、彼氏の様子がなんだかおかしいな、と思っていた時期がありました。
そしてやはり、彼氏の浮気が発覚しました。しかも相手は、私の友だち。
私にはあまりにもショックすぎる現実でした。
彼氏と2人で話をしたとき、本当なら泣き叫んだり、暴れたりしてもおかしくない場面です。
だけど私は「そうなんだ」と言っただけでした。
何も言えない自分
私はよく「落ち着いてるね」とか、「怒ったところを見たことがない」と言われます。でも実際は、落ち着いているわけでもなんでもなくて、感情を表現するのが苦手なだけなのです。
今回のことも、なんとも思っていないわけではありません。とても悲しいし、腹も立ちます。でもそれを表に出せませんでした。
彼氏からしたら、『平気そうだ』と思ったことでしょう。
結局、彼氏からきちんとした謝罪の言葉すらなく、浮気相手の友だちとは会うこともなく終わりました。
背中を押してくれた友だち
別の友だちのAと会ったとき、この話をしました。
するとAは「つらかったね」と今にも泣きそうな顔で言ってくれました。きっと私は淡々と平気そうに話していただろうと思います。
それなのに私の気持ちを察してくれたAにびっくりしました。そして、押し殺していた感情が溢れて、このとき初めて涙が出ました。
Aはよしよし、と背中を撫でてくれました。少し落ち着いたとき、Aが私の目をまっすぐ見て、こう言いました。