物価上昇が止まらない中、日々節約を心がけているという方も多いのではないでしょうか。しかし、中には自分に合っていない節約をしてしまっている方もいるようで……。今回は私の友人A子さんから聞いた、安いものを求めてスーパーをハシゴする姑の話を紹介します。
週末はスーパーのハシゴから
A子の姑は安いものやお得なものが大好きです。週末になると朝一でスーパーの新聞広告をチェックし、安いものを買うために、車で市内のスーパーを2~3店舗ハシゴするのが日課となっています。わざわざ隣の市に行くこともあります。
安いものを大量買い&ストックで節約?
実は姑、スーパーに限らず洋服や靴下、日用品など安いとついつい大量買いしてしまう癖がありました。しかし、やはり特に賞味期限や消費期限のある食品は、買いすぎてしまうと厄介です。
キッチン隣の大きめのパントリーに加え、敷地内にある蔵にも買いすぎた乾物や缶詰などの食料が保管されています。義実家は姑と舅の2人暮らしで、消費量が少ないにもかかわらず買いすぎるため、必ず賞味期限や消費期限が切れているものがあります。期限が切れたものを舅は食べさせられていたため、不満が溜まっていたようです。姑曰く、「安いときに大量に買い、ストックしておくことで節約している」そう……。
姑の節約方法にクレームが……
以前は共働きだったことから、買い物にもしょっちゅう行くことはできなかったため、舅も口出ししてこなかったらしいのですが……。
2人とも定年して数年経ったにもかかわらず、買いだめする癖が何も変わらないため、ついに舅の堪忍袋の緒が切れてしまったのです。「今まで我慢していたが、俺はもう賞味期限が切れたものは食べたくない」「節約しているつもりだろうが、結局捨てるものあるし、むしろ無駄遣いになっている」「もう年だしそんなに食べられないから、在庫を把握してから買うようにしよう」などと姑にクレームを入れました。しかし、全く改善される様子はありませんでした。