流行や常識は年々変化していくものです。昔は当たり前だと思っていたことが、今でもそうだとは限りません。今回は古い価値観をアップデートできなかったことで恥をかいてしまった女性のエピソードを友人に聞きました。

小柄な娘に選んだのは

私の娘は4月に小学校に入学しました。
娘は小柄で背も低いため、一般的なランドセルだと重くて苦労するんじゃないかな、と考え、話し合いの結果リュックタイプのものにすることに。
見た目はランドセルに近いのですが、ランドセルよりも圧倒的に軽く機能性も良さそうで、娘自身も気に入ってくれました。
「いいものが見つかってよかったね♡」と、親子で初登校を楽しみにしていたのですが……

無神経なママ友の発言にイラッ!

初登校の日、登校班の集合場所に娘を連れていくと、同じく新1年生の子を持つママ友が、娘のランドセル型リュックに目ざとく気付きました。

そして、あろうことか
「娘ちゃん、ランドセルじゃないの?」
「みんなと違ってちょっとかわいそうねぇ」
とディスってきたのです!

もちろん私はリュック型を選んだ理由をそのママ友にちゃんと説明しましたが、「もしかしてランドセル買えなかったの?(笑)」などと失礼なことを言ってくる始末。

娘はしょんぼり……

新しい生活を楽しみにしていた娘は、出鼻を挫かれてしょんぼり。
その日はなんとか送り出しましたが、帰宅後も「みんなと同じランドセルにしておけばよかったかな……」と不安そう。

私は「そんなことないよ、大丈夫だよ!」と励ましつつも、「明日から行き渋ったらどうしよう」とハラハラしていました。