これは私が不妊治療で通院していたときの実体験です。毎月採血をされていた私ですが、ゾッとする体験が待ち受けていたのです。
不妊治療で採血
私は不妊治療のため、産婦人科に通院しています。その産婦人科で血液の数値を見るために、月に数回採血を受けていました。
不妊治療を始めたものの、すぐに子宝に恵まれることはなく、数か月の間継続的に通院を続けました。通院しているうちに、採血を担当する看護師さんが2人いることに気がつきます。
片方の看護師さんは注射が得意なのか、針を刺すときの痛みや注射後の出血も少なく、勝手ではありますがその看護師さんが担当の日には安心感を覚えていました。
もう1人の看護師さんが採血をしてくださるときは、注射自体の痛みも強く、注射の後には出血がなかなか止まらないため、申し訳ないのですがだんだんと採血が憂鬱になってしまいました。
え……それって大丈夫なの?
ある日、いつものように産婦人科で、採血を受けることになりました。注射をおこなう部屋に行くと、注射が得意ではないほうの看護師さんがいます。
今日の採血担当はこの看護師さんなんだな、と覚悟しました。
その日は初めからいつも以上に注射の痛みがあったのですが、どうやら看護師さんが失敗をしたようで何度もやり直しをすることに……。我慢していたのですが、おそらく私の顔は苦痛に歪んでいたでしょう。