我が子の可愛さゆえに「うちの子なら何をしてもOK」という考えの親っていますよね。そんな人にうっかり関わってしまうと損しかありません。今回は筆者が実際に経験した、公園でのエピソードをご紹介します。
公園でお菓子パーティー
私が近所の公園で息子(小学校低学年)を遊ばせていた時のこと。息子と同じクラスの女子たちが円陣を作って座り込み、仲良さそうにお菓子を食べながらおしゃべりをしていました。
息子が「何してるの~?」と話しかけると、「お菓子パーティーしてるのぉ。男子は入れてあげない」と言ってきた女子たち。今どきの子はませているなと思った私は、息子に「気にしなくていいよ」と声を掛けました。
「ダメだよ」と注意しただけなのに
夕方になり私たちが帰宅しようとしたころ、お菓子パーティーをしていた女子たちも「そろそろ帰らなきゃ」と動き始めました。ただ、お菓子のゴミはそのまま公園に放置しようとしていたのです。
それに気付いた私はとっさに「ゴミのポイ捨てはダメだよ! おうちに持って帰ってね」と注意してしまいました。すると、女子のうちの一人Aちゃんが驚いたのか泣き出してしまったのです。
「突然、叱ってごめんね」と私はAちゃんに謝ったのですが、Aちゃんは無視して自分の家に走って帰っていきました。その直後、Aちゃんの母親が外に出てきて、私をこう罵ったのです。
「あなた同じクラスの○○さんですよね? うちの子を泣かせましたね! 明日担任に伝えますから!」
「私はゴミを持ち帰るように注意しただけですが……」
「そんなのどうだっていいわよ。あぁ、Aちゃんがかわいそう」
母親はこう言うと、「怖かった~」と泣きわめくAちゃんの頭をなでなで。私は人として正しいことを言っただけなのに、なぜ自分が責められなければならないのか意味不明でした。