地域によっては、冠婚葬祭などの行事で根深く残っている“慣習”があるようです。
例えば、北海道ではご祝儀の代わりに会費を徴収することも。
今回は筆者の友人から聞いた、時代錯誤な姑による、結婚式トラブルエピソードをご紹介します。

長年楽しみにしていた結婚式を開くことに

私は3年ほど前、長くお付き合いしていた彼と入籍しました。

SNSで報告すると、学生時代からの付き合いということもあってか、友人たちはみんな喜んでくれて。

私も、優しく思いやりのある彼と一緒になれたことが幸せでした。

しかし、1つ残念だったのが【結婚式延期】。

あと半年、という時期に世界的な流行り病で結婚式の延期を決断しました。

それから待つこと2年、ようやく念願の式を挙げることになったのです。

理想の結婚式を思い描いていた

日程が決定してからというものの、ウキウキワクワクが止まらない私。

『どんな式にしようかな』『どんなドレスを着ようかな』と色々考えていました。

ありがたいことに夫からも
「主役は花嫁だから♡」
と好きなことをしていいと伝えられていて。

夫婦でSNSを駆使して、とにかく毎日調べていました。

その結果、式には親族と親しい友人だけ呼んで、感謝を伝える場にすることに。

その後2次会を開いて、ワイワイ盛りあがれたらいいなあと思っていたのですが……。

姑にもようやく式を挙げられると伝えると、まさかの反応が!

ご近所さんまで呼ぶだって!?

「あら、ご近所さんに伝えるわ」
「ざっと20人くらいかしら」
「お酒もたくさん用意してね♡」

なんと、私はもちろん、夫もよく知らないという義実家のご近所さんを呼ぶつもりだったのです!

昔は慣習としてご近所さんを呼ぶこともあったようですが、今の時代は令和。

結婚式も少人数なケースが増えたり、式自体挙げない夫婦もいるのに……。