家や家財を失う火事は本当に恐ろしいものです。今回は、筆者の同僚が実際に体験した火事にまつわるエピソードをご紹介します。「自宅が火事になった」と連絡してきた同僚に同情しましたが、驚きの真実があって……?
同僚の家が火事になった!?
ある朝、同僚のA子から「自宅が火事になったから、半日休みます」と職場に連絡がありました。
ケガはないの!? 出勤できる状況なの!? と周囲が心配する中、A子が落ち着いた様子で出勤し、「キッチンでボヤを起こしてしまった」と事情を説明したのです。
火はすぐに自力で消すことができ、幸いなことに被害は大きくなかったそうです。
A子は「消防車は呼ばずにすんだ」と説明し、周囲は「大事に至らなくて良かったね」と気遣う言葉をかけました。
A子の態度が一変!
通常、社員が火事などの被害に遭うと、有志で火事見舞いを集めます。ところが、A子の場合はごく小さいボヤで消火活動が行われなかったため、今回は集めないことになりました。
それまで「私の不注意で……」としおらしい態度を見せていたA子ですが、火事見舞いをもらえないと知ると、態度が一変。「ひどい! 辛い目に遭ったのに、みんな冷たい!」と騒ぎ出したのです。