誰だって我が子のことは信頼したいもの。ですが、時には疑ってかかることも必要なのかもしれません。筆者の知人Aさんは子どもの「勉強やってるよ!」の言葉を信じ放置していたところ、子どもの言葉がすべて嘘だったそう。あなたのお子さんは、こんな嘘ついていませんか? Aさんから詳しく話を聞きました。
嘘でしょ?! 息子のテスト結果
Aさんは息子のテスト結果を楽しみにしていました。あれほど部屋にこもって勉強していたのだから、いい結果が出るだろうと期待してしまっていたのです。
いよいよテストが返却される日。息子は気まずそうに結果を渡してきます。その中身を見ると、中には目も当てられないような結果が記されていました。
もしかしたら、勉強したけどたまたま結果が良くなかっただけかもしれない、とも思ったのですが。
恐る恐る「勉強してた、よね?」と聞くと……?
まだまだ子ども……少しの管理は必要
息子は気まずそうな顔で白状しました。
放置していても中学生の自覚を持ち勉強していると思いこんでいたはずの息子、実はスマホをいじって勉強をしていなかったのです。あまりうるさく言われないのをいいことに、スマホに夢中になり勉強はおろそかになっていました。
信頼していた分、息子に勉強していると嘘をつかれたのがショックだったAさん。中学生といえど、まだまだ管理の必要な子どもなのだということを実感させられました。
完全に放置するのはやめて、スマホについては使用時間の管理をすることに。子どもを信頼したい気持ちはあるけれど、いい方向へ導いてあげるのも親の役割だなと感じました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶