『人を見た目で判断してはいけない』とは言いますが、実際は人に対して『いい人そう』『なんだか怖そう』など、さまざまなイメージを持ってしまうものです。今回は『思い込みには気をつけよう』と思ったという、知人から聞いたエピソードをご紹介します。
電車に派手な女子高生グループ
仕事帰りの電車、運よく空席があり、私は座席に座ることができました。
そこに、次の駅で派手な見た目をした女子高生らしきグループが入ってきました。そして端の座席に座っていた私の近くに立ち止まり、少し大きめの声で話し始めます。
邪魔だけど注意できない
少しくらいの大きい声なら特に気になりません。ですが、
「それでね、こんな感じで」
グループの1人に、身振り手振りが大きい子がいました。その子が手を広げるたびに、その手は私の顔に当たりそうなほど近づきます。
「これはさすがに邪魔だな」とは思うものの、派手な女子高生グループに注意する勇気はなく、何も言えずにいました。
つい無意識にやってしまった!
「気にしないようにしよう」と思いつつも、どうしても視界に入るので気になってしまいます。
そんなときでした。
仕事の疲れでボーっとしていたこともあり、つい無意識にその子の腕をグイッと払いのけてしまったのです。