これは心配性な祖母と私のお話です。昔ながらの考え方を持つ祖母の言動に、平成生まれの私は衝撃を受けました。
家族構成
私は2人姉妹の姉。私も妹も20代で結婚しています。私たち姉妹には母親側の親戚で従兄弟が3人。従兄弟3人は結婚しておらず、実家暮らしです。従兄弟たちの住む実家には祖母が同居しており、二世帯住宅です。
祖母は一緒に暮らす孫3人に結婚相手がいないことを、日頃からとっても心配していました。とくに長男の従兄弟のことは気がかりになっているようで、会うたびに「長男で跡取りなのに、結婚できそうにない。誰かいい人はいないかね?」と漏らしていました。
祖母と遭遇
その日私は仲のいい女友達と遊んでいました。お出かけの途中でばったり祖母と遭遇。祖母に「友達の○○ちゃん。これから出かけるところだったの。」と友達を紹介しました。
友達はとても礼儀よく祖母に挨拶をしてくれて、祖母の話し相手をしてくれました。祖母は感じのいい友達と話しているのが楽しい様子でしたが、私たちはこれから出かけるところだったので早々に切り上げ、祖母とはその場でお別れ。
その後、友達と休日のお出かけを満喫し、夜には自宅に帰りました。