どんなに好き勝手に生きている人でも、実の親に叱られたらしゅんと大人しくなってしまうことがありますよね。子どもはいつまで経っても子どもで、実の親には弱いものです。今回はそんな気持ちを上手に利用して旦那さんにキツーイお仕置きをした経験のある、筆者の知人Fさんのお話です。

遊び歩いている旦那

Fさんは当時、旦那さんとまだ幼稚園児の子どもとの3人暮らし。共に子どもの成長を見守りながら、旦那さんと寄り添って暮らすはずでした。

しかし子どもが産まれてしばらくした時、旦那さんはFさんにこう言ったのです。
「悪いけど、お前のことはもう母親としてしか見られない」
「え、そんなこと言われても……」
戸惑うFさんをよそに、旦那さんはその日から外で遊び歩くようになりました。

「今日も遅くなるから」
会社に行く時にそれだけFさんに伝え、旦那さんは毎晩どこかでお酒を飲んで帰ってきます。そのうちに、帰って来るならまだマシと言えるほど外泊も多くなりました。

「またこの匂い……」
着替えるためだけに家に帰って来た旦那さんの脱いだ服からは、いつも水商売の女性のものらしいきつい香水の香りがします。

そんなことばかりが続いて、Fさんはもういい加減うんざりしていました。

しかしワンオペ育児でへとへとに疲れていたFさんは、一体どうすれば旦那さんが行動を改めてくれるのか見当もつきません。