身近な人の予想外な発言に思わずゾッとしたことはありますか? 今回紹介するのは知人から聞いた、しっかり者の夫の『まるで子どものような発言』に思わずゾッとしてしまったというエピソードです。

バリバリ働く夫婦の話

私と夫は共働きで、お互いバリバリ働いていました。夫は優しく、わりと仲のいい夫婦だと思います。

家事は今のところ私1人でこなしています。
理由は、私には1人暮らし経験があり、夫にはなかったことと、私は家事が特に苦ではなかったということからです。

また、私は残業が少なく、夫は多いというのもあり、とりあえずは私が家事をして、今後のためにも徐々に覚えてもらうという話になっていました。

仕事でトラブル、残業が長引く

ある日仕事でトラブルが発生し、残業が確定しました。
何時になるかわからなかったので、その旨を夫に連絡。

仕事がようやく終わったのは22時ごろでした。

ようやく帰宅、そこで掛けられた言葉とは

私「ただいま」

夫「お疲れー。大変だったね」とねぎらってくれる夫に

「疲れたよー!!」と少し甘えようとしたときでした。

夫が
「うんうん、頑張ったね。今日のご飯は簡単なもので全然いいからね」と言いました。

「え?」と固まった私。

どうやら当たり前のように私が準備するものだと思っている様子。
いくら私が家事が特に苦ではないといっても、残業終わりの疲れた体で、22時から料理をするのは大変です。

てっきり、夫が惣菜やレトルトを買ってきてくれているかと思いきや、テレビを見てだらだらとしていた様子。ご飯を一緒に食べようと、お腹を空かせながら待ってくれていたのだとすれば、その気持ちは嬉しいのですが……。
受け身の姿勢が、まるで親の帰りを待っている子どものようだと感じました。
普段しっかり者の夫だからこそ、余計にこのひと言が怖く感じ、「このままだと当たり前のように家政婦扱いされるのでは?」と背筋が凍りました。