新入社員が仕事の一つとして任されることの多い電話の取次ぎ。始めのうちは緊張しがちですが、慣れるとスムーズにいくことも多いですよね。今回は私の友人A子さんから聞いた、電話を取るのが早すぎて先輩社員からクレームが入った話を紹介します。

電話の取次ぎは新入社員の仕事

A子の会社では、かかってきた電話を取るのは基本的には新入社員の仕事でした。取引先の数も多く、電話も頻繁にかかってくるのですが、新入社員はA子を含めて2人だけ。どちらか1人がトイレや休憩のために席を外しているときや、休みのときは先輩たちも手伝ってくれていたのですが……。新入社員は新しい仕事もたくさん覚えなければなりませんし、毎日必死でした。

電話の取次ぎを極め過ぎて…

会社の電話機は着信音が鳴る1秒前にランプが赤くひかり、かつ相手の電話番号が画面に表示されるタイプの電話機。電話の取次ぎに慣れてきたA子は、着信音が鳴る前に反応、電話を取れるようになっていました。

ある日突然、A子は一人の先輩営業マンから呼び出されました。呼び出された理由も分からず、先輩営業マンの席に向かうA子はドキドキ……。