これは筆者が目撃した、昔ながらの偏った考え方を変えられなかった人のお話です。「〇〇は女の仕事」「若い嫁は私が躾ける」と発言していた近所のおばあさんの、10年後の姿とは……?
私の旦那が育児をする姿に、苦言を呈する近所のおばあさん
私の実家の近所に、年配の女性が1人で暮らしています。
よく話しかけてくれるし悪い人ではないのですが、昔から「家事育児は女の仕事」という固定観念がかなり強め。
例えば、うちの旦那が抱っこ紐をつけていたり、子供と手を繋いでいたりするだけで「それは女の仕事だから!」とキレ気味に指摘してくるのです。
そんなことが何度もあったので、実家の周辺ではできる限り私が子供を連れて歩くようにして、そのおばあさんとはあまり深く関わらないようにしていました。
ある日実家で過ごしていると、おばあさんがニコニコしながら「都会で就職した息子が、今度うちに婚約者を連れてくるのよ。」と話しかけてきました。
しかし話を聞いていると「息子は40代なんだけど、20代の若い嫁だから私が躾けてやらないと」「元気な男の子を産んで、嫁の勤めを果たしてくれればいいんだけど」など、不穏な発言のオンパレード。
心配になって、やんわり「今の時代はあんまりそういうのないみたいですよ」とたしなめると、おばあさんは「これだから今どきの子は嫌なんだよ!」と怒って自分の家に帰ってしまいました。
(おせっかいだったかな……。おばあさん、息子さんの婚約者さんと仲良くできるかなぁ。)
そんな私の不安は的中してしまいました。