特に地域差・学校差があるのが、【PTAのカタチ】なのではないでしょうか?
今回は、PTAの役員決めで大変な思いをしたという、筆者の知人から聞いたお話です。
両親の介護と育児でてんてこ舞い
私は、小学4年生の息子がいる主婦。
夫がしっかり稼いできてくれる分、家のことは私が主。
さらに、認知症が進んできた両親の介護もあって、毎日てんてこ舞いです。
そんな忙しい日々を送るなか、この前開かれた息子が通う小学校のPTAの役員決めが壮絶でした……。
負担が大きすぎるPTA役員
その日は、各クラスで保護者会が行われた後、体育館でPTAの役員を決める流れでした。
保護者会は、和気あいあいと穏やかなムードに包まれていて。
でも、いざ体育館へと向かう足取りはみんな重く……。
学校によって異なるとは思いますが、この学校のPTA役員になると、学校行事には強制参加というルールなので、一部の保護者の中には気が重くなる方もいらっしゃるのだと思います。
PTAの業務が軽減されている学校も多い中、息子が通う学校は、いろいろな雑務も担わなくてはならず、精神的・肉体的負担が大きすぎる、と有名でした。
学校側もいろいろと形を模索してくれてはいるようですが、あまり改善はされず。
さらには、一部のやる気に満ち溢れた保護者が暴走して、話し合いはなかなか進まないことも。
とにかく、毎回決めるのに時間がかかっていました。
勝手に家庭事情をバラされた!
その日も案の定、数名の立候補者以外、役員をやりたがる保護者はいらっしゃいません。
いつの間にか2時間も経過していました。
「例年通り、くじ引きとかかな」
と思っていると……。
「〇〇さんは専業主婦なんだから暇でしょう?」
「△△さんは在宅ワークしてるみたいだけど、そんなに時間かけても稼げないわよ(笑)」
「◇◇さんも実家が近いし、どうとでもなるよね」
なんと、立候補していた一部の保護者が、ほかの保護者の実情を大暴露!
《あなたは時間があるからできるよね》と圧をかけてきたのです。
これに対し、勝手に家庭事情をバラされた保護者は猛反発!
「まだ幼児もいて大変なの!」
「在宅ワークは楽な仕事じゃない!」
私もそのターゲットにされて、大変でした。