《公共交通機関は時間をきっちり守る》《トイレがキレイ》など、海外から絶賛される日本の良さってたくさんありますよね。
評価されることに誇らしい気持ちになりますが、良さだけではないようで……。
外国人夫婦から学んだという、筆者の知人から聞いたお話です。
評価されることに誇らしい気持ちになりますが、良さだけではないようで……。
外国人夫婦から学んだという、筆者の知人から聞いたお話です。
2人の息子がいるお母さん
私は、30代のどこにでもいる普通の主婦。
小学2年生と1年生のやんちゃな息子たちの育児に、日々奮闘しています。
これは、あるとき引っ越してきた、外国人夫婦に学ばせていただいたお話です。
仕事で日本に引っ越してきた外国人夫婦
その夫婦は、2人ともアメリカ出身。
旦那さんの仕事で、日本へ2年赴任することになったそう。
5歳の息子さんと3人で、私たちが住むマンションに引っ越してきました。
「英語なんてしゃべれないよ」
「どうしたらいいんだろう~」
引っ越し当日はとにかく悩んでいましたが、それもすぐに吹き飛びました。
というのも、夫婦は元々日本のアニメが大好き!
アニメをもっと楽しむためにと日本語を勉強していたようで、日常会話レベルの語学力があったからです。
明るい奥さんに優しい旦那さん。
息子さんもとってもキュートで、私の息子たちも可愛がるように。
お隣さん、ということもあり、すぐに仲良くなれました。
長男を褒められて謙遜したら……
そのうち、お互いの家を行き来するようになった私たち。
夫妻が我が家に遊びに来たある日、とあるトロフィーを発見されました。
「長男が水泳やってて」
「この前2位になってもらってきたんだよ」
と伝えると、2人は大興奮!
「すごいすごい!」
「頑張ったんだね、素敵だ!」
「かっこいい!!」
あまりにも褒められるので、ついつい私も鼻が高くなりました。
「その分勉強できないんだけどね~」
「筋肉バカになっちゃいそう」
そう返すと、途端に笑みを消す夫婦。
「そんなこと言っちゃダメヨ」
奥さんから悲しそうな顔で注意されました。
びっくりして訳を尋ねると……。