職場の人間関係は仕事を続けるうえでとても重要なポイントです。自分と合わないなと思う人ともうまく付き合って業務を進めるのが大人として当然ですが、突然モンスターみたいな同僚が入ってきたら……。今回は、知り合いから聞いた新人エピソードをご紹介します。
新しくパート仲間に加わったA子
私は30歳。子供はまだおらず、地元のレストランで昼間にパート勤務をしています。長く勤めていた先輩ママさんが辞めたので、新しく40歳くらいの女性(A子)が入ってきました。
A子は小学生の男の子のママで、私と同じく昼間のみのシフトでした。以前ファミリーレストランで働いた経験があるらしく、即戦力だとみんな期待していました。
A子の仕事ぶりは……
店長から、A子の教育係に私が指名されました。A子は、教育係が私だと聞かされると少し嫌な顔をしました。私も少し気を遣うなぁと思いましたが、仕事は仕事、きっちり指導しないとと思い一通り説明しました。
A子は最初こそ笑顔で聞いてくれましたが、途中から「そんな細かいこと別にいいんじゃない?」といった様子で、メモも取らなくなりました。このレストランはファミレスとは違い値段も高めに設定されているので、それに見合った細やかなサービスを心がけていることも説明したんですが、あまり響いていない様子。不安でしたが、仕事はそれなりにこなしてくれていました。
賄いが足りない?
昼間の営業は、ランチタイムを挟んで6時間勤務したら、賄いをいただけるシステムでした。お客さんが落ち着いたころに順番に食べる段取りになっていたんですが、A子が先に食べた時に限って用意してあったおかずが足りなくなったりして問題になったんです。
店長がA子に確認すると、なんと持参したタッパーの中におかずを詰めてロッカーに隠しているのが見つかりました。ロッカーからは、その他にも従業員が買ってきたお土産のお菓子が大量に出てきました。A子に確認すると、驚くような返答が返ってきました。