筆者の実家は、何かと生き物を飼っていました。金魚や亀は常にいたのですが、中学生の頃になると、初めてコーギーという犬を飼うことになったのです。
今回は、そんな愛犬と私の体験談をご紹介します。

助けてくれてありがとう

いつも大人しい愛犬が、私の周りをぐるぐると回り、遠吠えをし始めたのです。
初めて聞く愛犬の遠吠えに、私は意識が朦朧とする中でただただびっくりしました。
そして愛犬は私の顔や手を舐め、鼻先で身体をつついたりして、まるで「大丈夫?」と懸命に励ましてくれているようでした。

その後一瞬意識を失ってしまったのですが、愛犬が顔を舐め続けてくれたようで、なんとか起きあがることが出来ました。
「この子のためにも、ここで倒れているわけにはいかない」。
その一心で這いつくばって自室へ向かい、スマホを確保して家族に連絡。
運よく兄がすぐに戻れたため、無事に病院へ運ばれることになったのです。

いつも大人しく、どちらかというとクールだと思っていた愛犬。
本当は誰よりも家族思いで優しい子なんだと、心の底から感動した出来事でした。

まとめ

その後元気な時に倒れたフリをしてみたのですが、一切相手にされませんでした。
どうやら、私の本当のピンチをちゃんと見抜いていたようです。
愛犬はもう亡くなってしまいましたが、この出来事は私の一生の宝物となりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K