筆者の知人Aさんは褒め上手。私も会う度に良いところを見つけて褒めてくれる彼女のことが大好きなのですが、そんなAさんが褒めるのに失敗してしまったと言います。人によって感性や価値観はさまざま。Aさんがどんな褒め言葉で失敗してしまったのか、話を聞きました。

Cさんの真意

びっくりしたAさんが理由を尋ねると、CさんはAさんの褒め言葉を不快に感じていたとのこと。

・若い=未熟
・キレイ=中身がない

と言われているように感じられ、まったく嬉しくなかったと言うのです。また「よくそんなにキレイにしていられる時間があるね」という嫌味にも感じられたとのこと。Cさんは褒め言葉のつもりだったのに、人によって受け取り方が違うことに驚きました。

「そんなつもりはなかったの。ごめんね」と謝り、Aさんはその場を立ち去るしかありませんでした。

褒め方注意! 感性や価値感は人それぞれ

AさんはCさんから注意されたことを受け、自分は褒めているつもりでも人がどう受け取るかはわからないことを痛感しました。

いいなと思った部分を伝えることはやめたくありませんが、今後は感性や価値観が同じでないことを
意識し、相手のキャラクターを知った上で褒めるようにしようとAさんは思いました。

言いにくいことを伝えてくれたCさんにも感謝し、今後はCさんには「若い」や「キレイ」は彼女に対しては使わないと決意したそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶