スーパーやコンビニなどのレジは、その店の顔ともいえるポジションではないでしょうか? レジ担当者の対応一つで、店に対する印象が変わると言っても過言ではありません。これは筆者が実際に経験したスーパーのレジでのエピソードです。
ご当地スーパー
私の住んでいる地域には、県内に数店舗を構えるご当地スーパーがあります。
ここは地産地消をスローガンに掲げる地域密着型のスーパーで、野菜やお肉が驚くほど安いので、いつも多くのお客さんで賑わっています。
しかし、一つだけ難点がありました……それはなぜか店員の態度が悪いこと!
店長さんはいつも元気でニコニコとした人なのですが、レジの店員や商品の陳列をしている店員は、仏頂面でニコリともせず、ぶっきらぼうな態度な人がほとんどだったのです。店員の心に余裕がないのかもしれませんし、直接攻撃的な態度を取られたわけではないのですが、正直なところ不快な気持ちになってしまっていました。お客さんたちの空気も、他のスーパーの方が和気あいあいとした雰囲気なので、態度の悪い店員さんに何か思うところがあったのかもしれません。
セールの日の怒号
そのスーパーは火曜日がセールの日と決まっていて、お肉や野菜が格安になるので、火曜日は開店と同時に多くのお客さんが訪れています。
ある火曜日のセール日のこと。
私が買い物を終えてレジに並ぼうとすると、レジにはかなり長い列ができていました。
するとレジの方からいきなり男性の怒鳴り声が聞こえてきたのです。
「お前は何をやってるんだ!」
あまりに大きな声だったので、一瞬周囲は静まり返りました。
すると、続けて同じ男性の声が「人の買った物を投げるな!」と言ったのです。