《ジェンダーフリー》が主流になってきた現代、性別問わず《自分らしさ》を大切にしあうことが求められていますよね。しかし、未だに時代錯誤な<男尊女卑思考>の人もいるようで……。今回は、筆者の女友達から聞いた体験談をどうぞ。
仕事の都合でタクシーに乗車した
私は、30代の社会人。
仕事柄、地方に出張する機会もしばしばあります。
今回も、仕事の出張に行くことに。
現地に着くと、電車は30分に1本程度。
乗り継ぎの電車がなかなかやってくる気配がありません。
そこで、《時間がもったいない》と思った私はタクシーを利用することに。
しかし、60代くらいの男性タクシー運転手の態度が、あまりにも酷すぎました……。
<女性だから>と下に見るような発言ばかり
「行き先はどこ?」
「じゃあ出発するから早くシートベルト締めて」
「はあ、荷物多すぎでしょ。これだから女は」
私は敬語を使っているにもかかわらず、タメ口でダルそうに接客されたのです。
さらに不躾に年齢を聞かれ、答えると馬鹿にしてくる始末。
「まだまだ若いねえ」
「若い女がタクシーに乗るなんて、お金持ってるんだねえ」
まるで、若い女性だとタクシーに乗ってはいけないような口ぶりで、あからさまに<男尊女卑思考>を押しつけてきたのです。
その後も、あまりにも女性を軽視したような発言ばかり。
だんだんと不愉快な気持ちが大きくなってきましたが、面倒だったので笑顔で交わしていました。
すると、運転手はどんどん態度が大きくなっていき……。
最低すぎるセクハラ発言までしてきた……
「姉ちゃんスタイルいいねえ」
「彼氏でもいるの?」
「夜の方は満足させられてる?」
まさかの、酷いセクハラ発言まで飛び出したのです!
ニヤニヤしながら話しかけてくる運転手に、さすがにイライラが絶頂に達した私。
「ここで降ろしてください」
とキッパリ伝え、料金を払いました。
私ぐらいの年代の女性と話す機会が少ないのか、嫌がる運転手。
「まだ目的地は先だよ~」
「勝手に変えられると困るんだけど」
とグチグチ言われました。
最後まで酷い態度に、我慢の限界がきた私。
<とあるモノ>を運転手に突き付けてやりました。
それを見て、運転手は一気に青ざめていったのです……。