みなさんの職場では、義理チョコを配る習慣はありますか? 知人のA子の会社では義理チョコ文化が残っていましたが、そのせいでA子はストーカー被害に遭ってしまい……? 知人のA子から聞いたありえないストーカー男の話をご紹介します。
義理チョコからストーカー被害に
A子の職場では、各女性社員が男性社員一人ひとりに義理チョコを配る習慣がありました。「義理でも嬉しい」「手ぶらで帰るのは寂しい」と訴える男性社員が少なくないのだとか。
A子はその年も、職場の男性に義理チョコを配りました。配ったのは500円程度の小ぶりなもので、一目で「義理」とわかるお菓子です。
ところが、A子はこの義理チョコからストーカートラブルに巻き込まれてしまいました。
本命チョコと勘違い!?
男性社員のB男は、なぜかA子の義理チョコを本命チョコだと勘違いしたのです。告白されたと思い込んだB男は、A子に彼氏ヅラをするようになりました。
デートに誘ってきたり、体に触れようとしたりと、急に馴れ馴れしくなったB男。
A子は理由がわからず困惑しましたが、その気はないので素っ気ない対応をとっていました。
そのうち諦めてくれるだろうと期待していましたが、その後B男は暴走。立派なストーカーになってしまいました。
しつこく社内メールを送ってきたり、用事もないのにつきまとってきたり。
さらにB男は「A子との結婚が決まった」と周囲に嘘を言うようになったのです。
ついに我慢の限界に!
A子は周囲から「B男と付き合ってるって本当?」「結婚するの?」と聞かれるようになり、恐怖を感じるようになりました。
このままでは何をされるかわからない、と思ったA子。思い切って上司のC男に相談しました。
C男から「A子が思わせぶりなことをしたのでは?」と疑われましたが、A子には思い当たることはありません。らちが明かないので、C男はB男に直接尋ねることにしました。
するとB男は、「バレンタインデーにA子からチョコのバームクーヘンを贈られた。これは本命チョコに間違いない。自分はA子から告白された」と、意味不明な発言をしたのです。