40歳を過ぎた姉に聞いた体験談です。姉は、学生時代は運動部に所属していたバリバリの体育会系でした。病気がちだった筆者とは正反対で、姉は小さい頃から体が丈夫! 大人になっても大きな病気にかかったことはありませんでした。そんな体力には誰よりも自信があった姉に起きた、災難をご紹介します。
体の丈夫な姉が風邪をこじらせる
姉の口癖は「風邪なんか気合いで治るから!」で、家族からは“鉄の女”なんてあだ名をつけられるほどでした。
そんな病気知らずの姉が40歳を過ぎたある日。
職場での人間関係のストレスから体調を崩し、2〜3日風邪のような症状で仕事を休みました。
喉の痛みや鼻水などの症状はすぐにおさまったのですが、咳だけがしつこく残っていました。
私も風邪をこじらせるなんて姉にしては珍しいなぁとは思っていたのですが、本人も家族も「まぁすぐに治るだろう」と軽く考えていました。
姉が職場で倒れて緊急搬送される
しかし4週間ほど経っても、姉の咳はよくなりません。
家族も「もしかして大人の100日咳かな?」と心配し始めていたところです。
姉の同僚から「職場で急に胸の痛みを訴えて救急車で運ばれました!」と連絡がきたのです。
姉が倒れたと知ってパニックになる母を必死でなだめながら、私は姉が搬送された病院に向かいました。
すでに先生が検査をしてくださっていて、私たちはすぐに先生から姉の状態を聞いたのですが……。
これが本当に予想外だったのです!