健康的にダイエットをして痩せるのは良いことですが、病気でガクッとやつれたのを人から「痩せた」と指摘されるとなかなか複雑な気持ちになりますよね。今回は病気で痩せたことに変な勘違いをされてしまった経験のある私の知人Oさんに聞いたお話です。
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闘病生活の末に

当時Oさんは大きな病気をして退院したばかり。

もともと少しふっくらとした体型だったOさんでしたが、闘病生活の末にすっかり体重が落ちてしまい、以前とは全く違う見た目になってしまいました。
「こんなガリガリで、不健康に見えないかな……」
入院前に着ていた服はすべてサイズが合わなくなってしまい、Oさんは鏡の前でため息をつきました。

しかし何物も命には代えられないため、無事に病気が治ったことを喜ぶことにしました。

「Oさん久しぶり! 退院おめでとう、もう大丈夫なの?」
Oさんがリハビリをかねてご近所を散歩していると、親しくしているご近所さんの井戸端会議に遭遇しました。

「おかげさまで、もうだいぶ元気になったのよ」
「そうなのね、ほんと良かったわ」
親しいご近所さんには病気のことも入院のことも話していたので、Oさんはしばらくご近所さんと体調について話し込みました。