フリーマーケットは、リサイクルやSDGsの観点からも利用する人が多くいますよね。しかし偏った価値観を持つ人には違った受け取り方をされることもあるようです。これは筆者の友人・M子から聞いたセレブなボスママとのエピソードです。

中学校開催のフリーマーケット

私の息子は小学校6年生。来春に入学する中学校では、毎年卒業する人がいらなくなった制服・体操着・カバンなどを譲るフリーマーケットのようなものが開催されています。

その中学校は生徒の持つ物全てが指定の品で割高なので、安く買うことができると保護者たちには好評でした。入学する生徒だけではなく、在学中の生徒の保護者の中にも利用している人はたくさんいたのです。

セレブなボスママ・K

息子と同じ小学校のクラスには、旦那さんが会社を経営しているボスママ・Kがいました。Kはとにかく周りを見下すことが大好きで、いつも取り巻きを連れて他の保護者の悪口などを言っていました。

私の息子が作文コンクールで優秀賞をもらってからは、我が家がロックオンされ、聞こえるように嫌味を言われたり、何かと経済格差を見せつけられたりしていました。

フリーマーケット当日

中学校のフリーマーケットが開催される日、私は仲の良いママ友たちと一緒に参加しました。サイズアウトして着られなくなった状態の良い制服・体操着、まだまだ使える通学用カバンなどを品定めしていると、そこにはなぜかKも来ていたのです。

Kは「入学の時くらい新品でそろえるのが普通じゃない? フリマで買うなんて貧乏くさいわぁ!」と私に聞こえるような大きな声で嫌味を言ってきました。いつものことと黙っていると、そこに居合わせた中学校の先生がツカツカとKに歩み寄っていったのです。