「恋人」と「推し」は、また別物ですよね。
ですが知人女性の彼氏曰く「自分以外の男に夢中になるなんて、許せない!」とのことでした。
そして彼氏が彼女に突き付けた、究極の選択とは……?
今回は、知人女性から聞いたエピソードを紹介しますね!

嫉妬する彼氏

彼氏曰く、彼女が男性アイドルグループAを応援するのは、気に食わないとのことでした。
ですが知人女性としては、あくまでAの音楽性と歌が好きなのであって、恋愛対象として見ている訳ではありません。

その旨を伝えても、彼氏は納得の行かないようで「これから俺と付き合いたいのなら、Aのファンは辞めて欲しい」と言い出しました。
それを聞いて、知人女性も一瞬悩みましたが、やはり彼氏よりもAを選ぶことに決めます。

「ごめんなさい。学生時代からずっと、私はAの歌に救われているの。あなたのことも好きだけど、これだけは譲れないわ」
彼氏の気持ちが分からない訳ではないですが、彼女の主張もまた然りです。
こうして2人は、価値観の違いから別れを決めたのでした。

尊重し合える関係がベスト

こうして彼氏と別れた知人女性でしたが、1年後、マッチングアプリを通じて新しい彼氏をゲットします。
新しい彼氏もまた、好きな女性アイドルがいて、頻繁にライブなどに出掛けているようです。

彼氏と同じ趣味嗜好だからこそ、知人女性はお互いの趣味とファン活動を認め合い、理想的な関係性を築き上げていました。
「彼氏が好きな女性アイドルのライブにも行ったんだけど、とても素敵だったわ! 彼がファンになった気持ちも凄く理解出来たの。今度は、私の大好きなAのライブに、彼氏と行くつもりよ」

そう言って微笑む彼女からは、幸せオーラが伝わってきました。
何はともあれ、価値観の一致するパートナーに巡り合えて良かったですね!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子