あの時こうしておけばよかった……そんなことを考えたことはありませんか? 後悔先に立たずといいますが、怪我やお金が絡むとなおさら考えてしまいます。今回は、ママ友から聞いた自転車事故のお話をご紹介します。冷静に対処していれば違う結末になったのかもしれません。
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夫の忘れ物を届けるため駅へ

私は夫と小学生の息子の3人暮らし。夫は電車通勤で、毎朝7時前には家を出ます。夫は、その日は大事な会議があると、前日夜遅くまで自宅で資料作りをしていました。けっこうきっちりした性格でめったに忘れ物などしないのですが、夜更かしのせいか、珍しく財布と定期を忘れてしまったので持ってきてほしいと連絡がありました。

私はゆっくりめの出勤で、息子を送り出してから化粧や着替えをしても間に合うので、連絡を貰った時はまだノーメイクにパジャマ姿。しかし、夫がいつも乗る電車に間に合わせるためには、すぐに出発しないと間に合いません。仕方なく、財布と定期をつかんで上着を羽織り、下だけジャージに穿き替えて自転車で駅に向かいました。

帰りにハプニングが!

各駅停車しか止まらない小さな駅と言えど、朝の通勤時間帯は人出も多く、こんなノーメイクジャージ姿で出歩くのは赤面ものです。知り合いや息子のママ友に会わないように猛スピードで向かい無事に夫に渡すことができました。

今度は1人残している息子の準備をするため急いで帰宅していたんですが、こちらが青信号になったのを確認して渡り始めたとき、信号を無視した自転車に横から突っ込まれてしまったんです。

パニックになり逃げるように帰宅

私は電動ママチャリ、相手はマウンテンバイクのサラリーマンで、勢いのあまり私は自転車ごとふっとばされ膝から転んでしまいました。サラリーマンは、自分が信号無視したのにめんどくさそうな態度。近くにいた方が自転車を起こしてくれて、「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。

私は痛いよりも、大人が転んでしまって恥ずかしい! なによりもノーメイクにジャージ姿で注目を浴びていることが恥ずかしすぎて、「だ、大丈夫です!!」と逃げるように帰ってきました。車ではなく自転車なので、事故という認識も頭にありませんでした。