数々の整理整頓の機会を逃れてきた古びたファッションには、再生という力があると知った出来事です。まるで骨董品のような捨てられないファッションアイテムの行き先は……? 整理整頓が苦手な私の体験談です。
整理整頓しても捨てきれず
若いころからファッションが大好きな私。たんすや押し入れには昔流行った洋服がたくさんしまってあります。もう着ることはないとわかっているのですが、当時の思い出がよみがえってきたり、高価だったよなと思ってみたりしてなかなか捨てられません。
何度整理整頓を繰り返しても、どうしても捨てられないのです。特に昔購入した丈の短いトップスや厚底ブーツなど、かなり古いものなのですが、当時バイトして無理して購入した思い出もあり、どうしても捨てる気になれませんでした。その結果、古い服たちはたんすの肥しとして、ずっと我が家の押し入れに眠ったままでした。
今年こそは捨てるぞ!
今年の大掃除はすっきりするぞ! と意気込んで挑むのですが、やはり毎年整理整頓できず、ストックの中に居座っています。ファッションは好きなので、その後もどんどんアイテムは増えてしまい、置く場所がなくなったため、とうとう処分することを決意したのです。
今年は捨てるぞー! と、押し入れの奥の骨董品のようなファッションアイテムを根こそぎ出しました。するとそこへ娘がやってきたのです。